宮本哲也先生著書の、賢くなるパズル(ドリル)ですが、私なりにいかにこれは!と思う一冊を紹介する予定でしたが、回答中に間違えた時、消しゴムで消すと汚くなって取り組まない可能性が出てきますので、やはりダントツで「宮本算数教室の教材 賢くなるパズル」DS版、これ1本を強烈にオススメします。
それでもやっぱり鉛筆と消しゴムで楽しく触れさせたい、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、ドリルでもDS版でも、どちらから始めるにしても、とにかく以下の順番で遊ばれる事をオススメします。
〔宮本算数「賢くなるパズル」オススメの取り組み順〕
①足し算
②引き算
③足し算引き算
④かけ算
⑤わり算
⑥かけ算わり算
⑦四則計算
なぜこの順番が良いか、私なりに研究してみました。+-×÷それぞれありますが、そもそも×と÷は計算というものが誕生して以来、+-の進化から生まれてきたものだと思うのです。
例えば、以下のような問題があるとします。
A子ちゃんは5円のあめ玉を6コ、B子ちゃんは8円のあめ玉を5コかって、おかねをはらいました。それでは、つぎのもんだいをそれぞれこたえましょう。
(もんだい1)A子ちゃんはぜんぶでいくらはらったでしょう。
(もんだい2)B子ちゃんはぜんぶでいくらはらったでしょう。
(もんだい3)ふたりあわせて、ぜんぶでいくらはらったでしょう。
(もんだい4)A子ちゃんとB子ちゃん、どちらがおおくおかねをはらったでしょう。
(もんだい5)A子ちゃんとB子ちゃん、ふたりのはらったおかねのさがくはいくらでしょう。
問題1の解答は、6×5=30、つまり30円です。しかし、掛け算ではなくこれはたし算でも解けます。そうです。6+6+6+6+6=30です。あくまでもかけ算は、長いたし算の式を簡単にしたものに過ぎないのです。1個6円を買った数だけ何度も足すと式が長くなってややこしい。だからかけ算が存在するのです。
同様に、問題2の解答は8×5=40で40円、問題3の解答は30+40=70で、70円。問題4の解答は(30円払ったA子ちゃんと、40円払ったB子ちゃんの金額を比べて)B子ちゃん、問題5の解答は、40-30=10で、10円。これらの計算式を強引に足し算に戻して考えると、とてもややこしいです。足し算→引き算→掛け算→割り算という勉強の順番は、計算を楽しくさせるための文部科学省の技でもあり、計算を覚えやすくするための魔術であるのです。この順番をひとつでも違えて勉強し始めると、どうなってしまう事でしょう。
割り算と引き算の関係が抜かっておりましたので、もう1問追加します。
(もんだい6)A子ちゃんはさいふに、あと20円もっていました。5円のあめ玉はあといくつかえたでしょう。
問題6の解答は、20÷5=4、つまり4個が正解です。但し、これを引き算で答えると、20-5=15、15-5=10、10-5=5、5-5=0、引いた数を数えると4回なので、正解は4個。もっと簡単に、20-5-5-5-5=0でも良いんですけど、やっぱりめんどくさいんです。掛け算も割り算も、足し算と引き算の応用形だという事を、もっとしっかり理解させるべきなんです。
話が少しだけそれましたが、宮本哲也先生は+、-、×、÷という本来遊びたがりの子供たちが(他に楽しい事がいっぱりあるから)嫌がる記号を、パズルにして楽しませるという方法で、算数の素晴らしさを、実質大ジャンプで階段をとばしながら上らせる程、早くに理解させるという魔法のひとつを提示された方です。でも、それでも第一歩を大事にするために、この素晴らしいDS版は、足し算→足し算引き算→掛け算→掛け算割り算→四則計算という、いわば義務的な収録方法を採用されています。
繰り返すようですが、賢くなるドリルは鉛筆と消しゴムを使う、各630円のものも多数発売されています。でも、時代は変わってきているのです。「学校や塾では鉛筆と消しゴム、家ではタッチペン」、この2種類のやり方で良いのではないでしょうか。もちろん、大人の脳トレツールとしても、DS版・ドリル版、どちらも素晴らしいものだと思います。間違えても楽に修正できるDS版をクリアした後、その次はできる限り消しゴムを使わない、スリリングなドリル版パズルを試されてみてはいかがでしょうか。
うう…なんだか宮本算数パズルの代理広告みたいなブログになっとるわい。ここらへんでいったん小休止して、次からはもっと楽なブログを書きたいと思います。エヘ♪アハ♪
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